高橋松亭──新版画の画家

懐かしい日本の情景を描く、高橋松亭しょうていという新版画の画家がいる。松亭は、明治時代から昭和にかけての浮世絵師、版画家で、本名は松本勝太郎と言う。 明治の初めに浅草で生まれ、子どもの頃から日本画を学ぶと、15歳頃には宮…

カシワイ─イラストレーター・漫画家

カシワイ 一本の木と一人の少女。 木の隣に立っている少女は、どこかぼんやりと遠くを見ている。少女が、木と遊んでいたり、木を慈しんだり、といった両者の関係性が描写されていないのもよく、色の淡さも含め、ちょうどいい孤独感があ…

トニ・デムーロ─イタリアのイラストレーター

トニ・デムーロ 純粋に綺麗だなというだけでなく、不思議と感動も覚える。 星空というよりも、宇宙のどこかに立っているみたいだ。男性らしき人の手のひらに星があり、上半身と色で繋がっている。上半身は星と繋がり、宇宙のなかの星の…

ジョルジュ・スーラ──新印象派の画家

ジョルジュ・スーラは、19世紀後半に活躍した、フランスの新印象派の画家として知られる。 印象派の影響を受けながら、独自の画風を確立していった画家たちが、ポスト印象派や新印象派という名称で括られる。ポスト印象派の画家には、…

小村雪岱──日本画家・図案家

小村雪岱は、大正から昭和にかけて、絵の作品だけでなく本の装幀や挿絵など幅広い分野で活躍した、今のデザイナーやアートディレクター的な側面もある画家で、資生堂の意匠部に所属していた経歴もある。 江戸時代の浮世絵師である鈴木春…