クレー『忘れっぽい天使』
パウル・クレー 忘れっぽい天使 1939年 一見すると、なにが描かれているのか、つかみづらい絵。人の形はしている。でも、人間ではないようにも思える。目は伏し目がちで、微笑んでいるような、諦めているような、なんとも言えない…
パウル・クレー 忘れっぽい天使 1939年 一見すると、なにが描かれているのか、つかみづらい絵。人の形はしている。でも、人間ではないようにも思える。目は伏し目がちで、微笑んでいるような、諦めているような、なんとも言えない…
ベルト・モリゾ ゆりかご 1872年 ベールに覆われた、ゆりかごのなかの赤ん坊の寝顔を、母親と思われる女性が静かに見守っている。 フランスの印象派の画家ベルト・モリゾの代表作『ゆりかご』。母と子の親密な空間が、ゆりかごと…
名言 中原中也 彩図社文芸部 2010年 中原中也は、30歳という若さで亡くなった。破天荒な詩人ではあったものの、自殺というわけではなく、神経衰弱に悩まされながらも必死に生きた末の病による最期だった。 当時は、ほとん…
佐藤直樹、フェリックス・クレマー編 ヴィルヘルム・ハンマースホイ 静かなる詩情 展覧会図録 2008年 ハンマースホイの絵を初めて観たのは、学生時代に行った国立西洋美術館での展覧会だった。上野を歩いていたときに、看板の告…
写実的な雪の風景画が多い、デンマークの画家、アンダース・アンデルセン・ルンビ。 ルンビは、19世紀半ばにデンマークの農村で生まれた風景画家で、あまり詳しい生涯は分からないものの、途中、ドイツに移り住んだようだ。静寂に包ま…