鈴木春信『夜の梅』

江戸時代中期の浮世絵師、鈴木春信。彼の生涯について詳しくは分かっていないものの、浮世絵のなかでも、錦絵(多色刷り木版画)の誕生と発展に大きく寄与したと言われている。 絵は、故事や古典を題材にしたものの他に、遊女や親子など…

ヴァロットンの木版画とボール

フェリックス・ヴァロットンの版画は、スタイリッシュなデザイン性が際立ち、どれも洗練されている。日本の情緒的な新版画の雰囲気とは別の格好よさがあるなと思う。 ヴァロットンは、1865年にスイスで生まれ、若い頃に画家を目指し…

ゴッホ『ローヌ川の星月夜』

オランダの画家、フィンセント・ファン・ゴッホの代表作に、『星月夜』という絵がある。 ゴッホを象徴するような独特の画風で描かれた村の景色──糸杉、教会、不穏なほど渦巻き状に輝く星空など──が、力強く、魅惑的に惹きつける。 …